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水分コントロールのお話
Date: 2018.03.10(Sat) Writer: IRESU Category: ブログ
こんにちは!杉渕綾子です。
まずはお知らせから☆
その1☆
杉渕の3月の休みは、毎週火曜・19日月曜・26日月曜となっております。
アプリ・ホットペッパーから、予約が取れないな。。。なんて日は、お店にお電話ください!
予約状況によってはご予約をお取りできの場合もございます!
よろしくお願いいたします。
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その2☆
ご予約専用のアプリができました!
アプリ内限定のお得なクーポンもございますので、良ければこちらをご利用ください☆
Apple Store・Google Playで【イレス】でご検索いただくと出てきます。
※小樽店のアプリもありますので、お間違えのないようにご注意ください。
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さてブログへ!
前々回は酸性縮毛矯正のお話、そもそも酸性とアルカリとの違いって?
のブログを書きました。
まだ読んでいない方は、こちらからどうぞ↓
↑クリックすると読めます☆
酸性の薬剤をアルカリ性の薬剤と同じ方法の技術で施術してもクセは伸びませんというお話もチラッとさせて頂きました。
酸性縮毛矯正には水分コントロールというものが必要になってきます。
今日はそのお話。
酸性の薬剤で矯正するには髪の内部の”水分コントロール”というものがきちんとできていないとクセが伸びません。
タイトルにもなっていて、さっきから出てくる水分コントロールですが、、
クセが伸びるか伸びないかという、くせ毛の方にとってはとても重要で大切な技術。
縮毛矯正に限らず、パーマもそうなんですが水分コントロールというものを理解し、把握しないと良い仕上がりになりません。
良い仕上がりにならないということは、キレイなヘアスタイルにならないということ。
縮毛矯正しに美容室に来たのに、クセが伸びてないなんておかしな話ですもんね。
クセが伸びる時、髪の内部の水分が飛んで無くなる時に真っ直ぐになります。
矯正でいうとアイロン技術の時です。アイロンの熱でクセを伸ばしてるというよりかは
水分を飛ばす・無くすという感覚でアイロンワークをしています。
気持ちの問題みたいな書き方になってしまいますが、わかりやすく言うと
今日、クセがひどいからストレートアイロンかけちゃえ!みたいな感じでクセを真っ直ぐにしているのではなく、髪内部の水分を飛ばしたい!無くしたい!で我々はアイロンをかけています。
前者は気持ち、後者は技術だと考えてください。
アルカリ性の薬剤を使用する場合、髪が膨潤し膨らみます。
髪が膨らむと水分を蓄えやすくなります。詰め放題のとき、袋伸ばしますよね?(私だけ?笑)
大きく膨らんでいるほうが色々詰めこめますよね?
それと似たように、アルカリの薬剤は髪を膨らませ水分を蓄えさせます。
なので乾かしても、乾かしただけなので髪はアルカリのまま。アルカリのまま、ということは髪の内部に水分は残ったままなので、”水分コントロール”というものをしなくてもいいんです。
真っ直ぐになーれ!でアイロンをかければ水分が飛びクセが伸びます。
水分飛ばしたい!無くしたい!で、アイロンをかけていないんですね。
一方酸性の矯正はというと。。
薬剤をつけても、酸性なのでもちろん髪はアルカリ性になりません。
ならないので髪が膨潤しません。膨らまないということは、水分を蓄えれません。
水分がないので、
真っ直ぐになーれ!のアイロン技術ではダメなんですね。
そこで!
”水膨潤”というものを利用します。
髪は水に濡れると、アルカリ程までいきませんが膨らむ性質です。繊細です。
その名の通り、水で膨らませるんです。
膨らめば水分を蓄えることができます!
ただ、アルカリ程水分を蓄えられないので、一度施術を受けたことがある方わかるかと思いますが、
”冷風”で髪を乾かすんです。
温風だと、すぐ水分が飛んでしまうため、冷たい風でゆっくり乾かします。
ただ、乾かさなさすぎて髪がベチャベチャだと、今度は”水蒸気爆発”(巻いた時とかに髪がジュッて音を出す現象のやつです)
が起きてしまい、髪に大ダメージにを与えます。
ほんと髪ってっ繊細ですよね~!
冷風を操り、水分量を見極め、水蒸気爆発させないところまで乾かすドライヤーテクニック!
これができないと、酸性縮毛矯正は成り立ちません。
そして、酸性の薬剤のかしこいところがですね、上からデジタルパーマをかけることができるんです。
矯正と同時に毛先のパーマは痛むリスクが高すぎますし、なによりパーマかからずただ痛むだけか、かからずチリチリになるかの確率が高く、お断りしていました。
ですが!酸性縮毛矯正と当店のデジタルパーマの薬剤は”酸性”なのでかけることができるんです。
ただし!同日施術は行っておりませんので、お日にちを開けてご来店していただきます。
そして!一番重要です!毛先が他店様で矯正されている履歴が残っている髪だと、デジタルパーマはかけられません。
生えている全部の髪が酸性縮毛矯正でないとできないんです。
こういうのって、なんでもできますよ~みたく書いている場合が多いと思いますが、私ははっきり言います。
できないものはできません。
痛むとわかっていて、髪に負担がかかるとわかっていて施術することはしませんし、できません。
なぜなら、キレイなヘアスタイルにならないからです!
せっかくお金を払って綺麗になるために当店にきているのに。。。ボロボロにするなんて私にはできない!!
ということで、酸性縮毛矯正からのデジタルパーマは要相談になります。
まずは、矯正ご来店ください☆
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ビフォー4
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またまた長々と書いてしまいましたが、酸性矯正は水分コントロールが大切なんだな、というのが
すこしでもわかっていてだけたら嬉しいです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。